0.はじめに Linuxを使用する場合、通常カーネルと低レイテンシを実現したカーネル(rtカーネル、realtimeカーネル、lowlatencyカーネル等)  の2種類がある。  低レイテンシを実現したカーネルとは、製作環境とパフォーマンス環境を充実するために、  「データが要求されてから、実際にデータの転送が開始されるまでの時間」を短くしたものである。  デスクトップ音楽(DTM:DeskTopMusic 以降DTMと記述)には低レイテンシを実現したカーネルが必要だが、  DTM以外のアプリを動かす場合に不具合を起こすことがある。  そこで、この手順では、通常カーネルと低レイテンシを実現したlowlatencyカーネルの2種類を導入し、起動時に切り替えられるようにする。  また、ubuntu12.04からはPAEをサポートしていないCPUをもつPCでは導入できない。PAEサポート無しでも導入可能なlubuntuを導入後、  ubuntu-desktop メタパッケージおよび、ubuuntu Japanese Teamリポジトリパッケージを導入することから始める。 1.ubuntu12.04 導入  ・lubuntu12.04 LIVE CDでlubuntu12.04を導入。  ・lxterminalで以下のコマンドを実行しubuntu-desktopを導入    sudo apt-get install ubuntu-desktop  ・lxterminalで以下のコマンドを実行しubuntu japanese teamリポジトリパッケージを導入    wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -    wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -    sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/precise.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list    sudo apt-get update    sudo apt-get dist-upgrade    sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja  これで以下のようなソフトが導入される。   LibreOffice  - オフィススイート   FireFox   - Webブラウザー   gedit      - エディター   端末       - コマンド操作用端末エミュレータ   Nautilus     - GNOMEの標準ファイル・マネージャ   brasero     - 汎用的なCD/DVD焼きソフト   動画Player(Totem)  - 音楽・動画Player   File Roller(書庫の作成) - ファイル圧縮・解凍  等多数  導入直後に行うこと:・通常使用ユーザーとDTM使用ユーザーが必要なので              「システム管理」->「ユーザーとグループ」で             DTM使用ユーザーを作成する。            ・Synapticの[設定]-[リポジトリ]の他のソフトウェアタブの             canonicalのパートナーにチェックする。             [端末]から以下のコマンドでリポジトリパッケージリストを最新にする。              sudo apt-get update 2.ubuntu10.04まで日本語セットアップヘルパーで導入できたソフトの導入  synapticから以下のキーワードで導入   ebview   edict   gjiten   epiphany-browser   spamassassin-rules-ja   otf-ipafont   ttf-umefont   ttf-konatu   lv   ibus-mozc   ibus-tegaki   tegaki-zinnia-japanese   jd   lha-sjis   adobereader-jpn 3.Sun JDK JREの導入  Partnerリポジトリからなくなったが、PPAリポジトリで公開されているので、[端末]から以下のコマンドで導入   sudo apt-add-repository ppa:flexiondotorg/java   sudo apt-get update   sudo apt-get install sun-java6-jre sun-java6-jdk sun-java6-plugin  もし公開鍵エラー出た場合は、以下のコマンドで公開キーを再読み込みしておくこと   sudo gpg --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv 2EA8F35793D8809A   sudo gpg --export --armor 2EA8F35793D8809A | sudo apt-key add -  日本語フォント表示対策   cd /usr/lib/jvm/java-6-sun/jre/lib/fonts   sudo mkdir fallback   cd fallback   sudo cp /usr/share/fonts/truetype/takao-gothic/Takao* .   sudo cp /usr/share/fonts/truetype/takao-mincho/Takao* .   sudo mkfontscale   sudo mkfontdir 4.LibreOfficeで未導入のものを導入  ・LibreOfficeの未導入のものを導入する。 5.lowlatencyカーネルとUbuntuStudioパッケージをsynapticから導入  ・synapticからlowlatencyで検索できたパッケージのうち以下のパッケージを導入   linux-headers-3.2.0-23-lowlatency   linux-headers-lowlatency   linux-image-3.2.0-23-lowlatency   linux-image-lowlatency   linux-lowlatency  ・synapticからubuntustudioで検索できたパッケージのうち    ubuntustudio-menu   を除くすべてのパッケージを導入。   ubuntustudio導入途中で、jackd設定(「/etc/security/limits.d/audio.conf」作成する)   のダイアログが出るので、チェック(「作成する」にする)して継続する。  ・これで以下のソフトが導入される。   DTM    Aconnectgui - MIDIコネクション・マネジャー    Aelous - オルガン・エミュレータ    ArdourGTK2 - DAW    Audacity - 波形編集ソフト    BEAST - MIDIトラッカー/モジュールシンセ    Bitmeter - JACK診断ツール    Calf Plugin Pack for JACK - JACK用オーディオプラグインセット    Creox c - リアルタイムギターエフェクト    Denemo - 楽譜作成ソフト    Echomixer - Echo Audio用コントローラ    Envy24 control - Envy24用コントローラ    Freebirth - ベースシンセサイザ/シーケンサ    Freqweak - リアルタイムオーディオスペクトラム解析ツール    Genpo - オルガン音源    Gtick - メトロノーム    HDSPConf - RME Hammerfall用コントローラ    HDSPMixer - RME Hammerfall用拡張版コントローラ    Hexter - DX7エミュレータ    Hydrogen - ドラムマシン    JACK Control - JACKコントロール    JACK Rack - JACK用エフェクトラック    JACK Timemachine - JACK用簡易レコーダー    JAMin - JACK用オーディオマスタリングツール    jackEQ - JACK用イコライザ    jackbeat - JACK用ドラムマシン風シーケンサ    Linux MultiMedia Studio - 音楽制作ソフト    Meterbridge - JACK用オーディオレベルメーター    Mixxx - DJ プレイソフト    MusE - DAW    MuseScore - 譜面作成ソフト    Patchage - JACK用MIDI/オーディオ・パッチングツール    PureData - MAX/MSP風オーディオシステム言語    OAMix - ALSA用設定可能型ミキサー    Qsynth - SoundFont対応シンセサイザ    Rmedigicontrol - RME Digi32/96用コントローラ    Seq24 - MIDIシーケンサ    SooperLooper - ループ型サンプラー    Swami Instrument Editor - SoundFontエディタ    Virtual MIDI Keyboard - バーチャルMIDIキーボード    ZynAddSubFX Software Synthsizer - 統合型ソフトシンセ    terminatorX - スクラッチプレイ対応オーディオシーケンサ    サウンド・レコーダ - 簡易レコーダー   動画編集    openshot  - 動画編集   画像編集    Blender - 3Dモデリングソフトウェア    InkScape - ベクター図形作成ソフト    GIMP - 画像編集(フォトレタッチ)ソフトウェア    mypaint - ペンタブレットの筆圧対応しているペイントソフト    RawTherapee - RAW現像ソフト 6.grubの設定でrealtimeカーネルでも起動できるように、「起動メニューの表示」を指定  [端末]を開き、以下のコマンドを実行して   sudo vi /etc/default/grub 「/etc/default/grub」を以下の様に編集 GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0 をコメント化する。以下のように先頭に#を追記 #GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0 GRUB_TIMEOUT=5     デフォルトエントリーが起動されるまでの時間を秒数で指定 (-1にするとユーザーが行動するまでメニューが表示される。) sudo update-grub を実行 7.一般ユーザーでリアルタイム処理動作を利用するための設定を行う。(DTMには必ず必要)  [端末]を開き、以下のコマンドを実行して  5.で作成した「/etc/security/limits.d/audio.conf」ファイルを変更する   sudo vi /etc/security/limits.d/audio.conf  変更内容は以下のとおり   @audio - rtprio 99   #@audio - memlock unlimited   @audio - nice -10  保存の後、ログアウト、ログインする。  1.で作成した、DTM使用ユーザーをグループ「audio」に追加する。 8.動画用コーデックと動画Playerの導入  ・ubuntu-restricted-extras、xubuntu-restricted-extras、lubuntu-restricted-extrasの導入   [端末]を開き、以下のコマンドで追加     sudo apt-get install ubuntu-restricted-extras xubuntu-restricted-extras lubuntu-restricted-extras     sudo apt-get install ubuntu-restricted-addons xubuntu-restricted-addons lubuntu-restricted-addons ・medibuntuリポジトリを追加し、dvdcodecsとnon-free-codesを導入   リポジトリの追加    [端末]を開き、以下のコマンドで追加     echo deb http://packages.medibuntu.org/ precise free non-free | sudo tee -a /etc/apt/sources.list     wget -q http://packages.medibuntu.org/medibuntu-key.gpg -O- | sudo apt-key add -     sudo apt-get update     sudo apt-get upgrade    [端末]を開き、以下のコマンドで、dvdcodecs、non-free-codes、w32codecsの導入。     sudo apt-get install libdvdcss2 non-free-codecs w32codecs  ・動画Playerの導入   non-free-codecsを使用するためにSMplayer(Mplayerの最も多機能なフロントエンド)を導入する。    ->「ソフトウェアセンター」から導入。      VLCを「ソフトウェアセンター」から導入する。   VLCで殆どの動画が再生できる。   SMplayerでWINDOWS用コーデックを利用して動画再生ができる。   デフォルトの動画Playerでgstreamer codecsを利用して音楽再生、動画再生が出来る。   またDVDもデフォルトの動画Playerで再生できる。 9.ソフトウェアセンターとsynapticで使用したいアプリを導入。  以下にソフトウェアセンターとsynapticで導入可能で有名なアプリ一覧を記述  1)ウィルス対策   ClamTk - ウィルス対策ソフト(スキャン方式のウィルス対策ソフト。ウィルスデータベース自動アップデート機能有)  2)通信用ツール   gFTP - Gui FTPクライアント   Putty    - Telnet/SSH クライアント   skype - IP電話  3)グラフィック   dia    - ダイアグラム作成ツール(Visio の様なソフト)   digiKam  - デジカメ写真の管理   glabels - ラベル作成ソフト   gThumb  - 画像ビューワー   krita - フォトレタッチソフト(16ないし32ビット画像に対応)   k3D      - 3Dグラフィック   wings3D - 3Dグラフィック   pinta - Paint.NET風のペイントソフト   qcad - プロ用2次元CADソフト(文字コードをUNICOCD指定することで、日本語が使える。synapticで導入)   sagcad - cad/camソフト   ufraw   - デジカメRAW形式ファイルの現像ソフト(単独およびGIMPの外部アプリケーションとして動く)   xara Xtreme - ベクター図形作成ソフト(MigMixフォント導入で日本語が使える。フォント導入は「18.」を参照)   tuxpaint    - kidpixに似たソフト   xsane - スキャナーソフト   FontForge   - フォント作成ソフト   Shutter    - スクリーンキャプチャー  4)音楽再生   Alsa mixer   - 音量調節   Amarok   - ミュージックプレーヤー   BanShee    - ミュージックプレーヤー  sound-juicer - 音楽CDリッピング  5)DTM   RoseGarden  - デジタルオーディオワークステーション  6)動画編集(UbuntuStudio導入でopenshotが導入されている)   kino - 動画編集ソフト   Avidemux   - 簡易動画編集ソフト   kdenlive - 動画編集(HDVに対応したノンリニア動画編集ソフト)   LiVES - 動画編集ソフト   PiTiVi - 簡易動画編集ソフト   STOPMOTION - ストップモーションアニメーション作成   imagination  - Slide Show DVD作成ツール   Cheese - WebCammeraソフト   gtk-recordmydesktop - デスクトップの操作を録画   devede    - DVD作成   Istanbul - デスクトップの操作を録画   arista     - 動画の変換   winff    - 動画の変換   Transmageddon - 動画の変換  7)officeソフト   freemind - マインドマップソフト   Kompozer  - WYSIWYG HTMLエディター   planner  - プロジェクト管理ソフト   Scribus   - DTP 8)その他   Tasque   - TODO管理ツール(Remenber The Milkと連携できる)   xdelta   - バイナリファイル対応した、「差分ファイル作成および差分ファイル適用」を行うソフト(synapticで導入)   GNOME Commander -2ペインのファイルマネージャ   PdfEditor  - pdf編集   pdfmod   - PDFファイル編集   pdfcrack - pdfファイルパスワード解析ソフト   p7zip-full - 圧縮・解凍   kturtle   - ロゴ言語   fbreader - epub形式電子書籍ビューワー   AcetoneISO - ISOイメージマウントツール  9)ISO イメージ操作関係のソフト   ・データCD/DVDのISOイメージ作成    Nautilus(GNOMEの標準ファイル・マネージャ)でCDまたはDVDを右クリックし    「ディスクイメージ書き込み」で作成可能   ・ISOイメージマウントソフト    synapticから GmountISO                         を導入   ・isoイメージをCD/DVDに焼く    synapticから k3b                            を導入   ・音楽CDのリッピングは    synapticから sound-juicer          を導入   ・DVDムービーのリッピングは    synapticから k9copy                         を導入   ・片面2層DVD->片面1層に圧縮    synapticから DVD95                          を導入   ・汎用的なCD/DVD焼きソフト(音楽CDの作成、動画ファイルからDVDの作成、音楽CDのコピー、データCD/DVDコピー等)    synapticから から brasero(デフォルトで導入されている)         を導入  10)pdf作成のソフト   ・synapticからcups-pdfをインストール  11)hplip導入(HP製プリンターのためのプリンタードライバーおよびユーティティ集)    synapticからhplip-gui,hplip-doc,hpijs-ppds導入   システム管理->「印刷」でプリンターを探して接続    12)LINUX用ソフトの探し方   LINUX用ソフトを種類ごとに探すには以下のページがわかりやすい   ・ペンギンの杜     http://penguin.tantin.jp/mori/FrontPage.html   ・Sickly Life Linux用ソフト一覧     http://www.k5.dion.ne.jp/~r-f/sicklylife/memo/linux_soft_link.html   ・freshmeat(英語ですが、豊富です)     http://freshmeat.net/   ・日経LINUXに紹介されている。 毎月2種類~3種類のフリーソフトを紹介     年1回まとめて紹介する特集が組まれる。   探したソフトがSynapticで出てこない場合は、公式パッケージに無い場合がある。   公式パッケージでカバーしきれない物は、以下のページで探す。    ・GetDeb      GetDebから導入する場合、以下の手順でリポジトリ登録をし、各アプリを選択する。       Synapticの[設定]-[リポジトリ]を開き、他のソフトウェアタブの追加ボタンで以下を追加する。         deb http://archive.getdeb.net/ubuntu precise-getdeb apps       [端末]を開き、以下のコマンドで認証キーを設定         wget -q -O- http://archive.getdeb.net/getdeb-archive.key | sudo apt-key add -       各アプリの「Install this now」をクリック       (参照HP:http://www.getdeb.net/)    ・UCT LEG   http://www.leg.uct.ac.za/mirrors/linux/ubuntu   探したパッケージをダウンロードする。(ダウンロードしたファイル名は ~.deb である。)   パッケージを[端末]を開き、以下のコマンドで導入。     sudo dpkg -i ~.deb   それでも見つからない場合は、    対象ソフトの公式HPでUBUNTU用パッケージがないか調べる。    ソースからビルドする。(ただし開発環境としてGCC、ライブラリが必要なため、敷居が高い)   となる。  次章以降に、単純に「ソフトウェアセンターとsynaptic」では導入しにくかった  ものについて記述。 10.UbuntuTweak(Ubuntuをカスタマズできる便利なツール)  ・[端末]を開き、以下のコマンドを順に実行しtualatrixリポジトリを登録する。    sudo add-apt-repository ppa:tualatrix/ppa    sudo apt-get update  ・synapticでubuntu-tweakをインストール。 11.動画編集ソフトの導入  ・Cinelerra(動画編集ソフト)    Synapticの[設定]-[リポジトリ]を開き、他のソフトウェアタブの追加ボタンで以下を追加する。       ppa:cinelerra-ppa/ppa    Synaptic で cinelerra を導入   (参考HP:http://cvs.cinelerra.org/getting_cinelerra.php)  ・smile(Slide Show DVD作成ツール)    GetDebの以下のHPから導入     http://www.getdeb.net/install/smile/1.0-1~getdeb3~precise  ・handbrake(動画変換ツール)    GetDebの以下のHPから導入     http://www.getdeb.net/install/handbrake-gtk/0.9.6-1~getdeb1 12.GetDebで見つけた便利ツールの導入  ・WikidPad(メモ帳ソフト)の導入   GetDebの以下のHPから導入    http://www.getdeb.net/updates/Ubuntu/all/?q=WikidPad  ・wxHexEditor(バイナリーファイルエディタ)の導入   GetDebの以下のHPから導入    http://www.getdeb.net/updates/Ubuntu/all/?q=wxHexEditor 13.DTM用ソフトの導入  ・renoise(実際には試しておりませんので、掲載ページの紹介のみとします。)    renoise(高性能・多機能な"Tracker"タイプの作曲ソフト)に関する情報が以下のページに載っています。    http://reg.s63.xrea.com/index.php?FrontPage    このページの作者は、Ubuntu Japanese Wiki 内の「UbuntuStudioTips」を作成された方です。     UbuntuStudioTipsは      https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuStudioTips     にあります。 14.OpenProject(MSProjectと互換性を持つ、プロジェクト管理ツール)の導入  ・以下のページから、openproj_1.4-2.deb をダウンロード    http://sourceforge.net/projects/openproj/files/  ・[端末]を開き、以下のコマンドを実行しOpenProjectを導入    sudo dpkg -i openproj_1.4-2.deb 15.peazipの導入  ・以下のHPから、「peazip_3.6.LINUX.GTK2-2_all.deb」ファイルをダウンロードする。   http://www.peazip.org/peazip-linux.html  ・[端末]を開き、以下のコマンドを実行し、依存しているlibgmp3c2パッケージとpeazipを導入する。   cd ダウンロードフォルダー名   sudo apt-get install libgmp3c2   sudo dpkg -i peazip_4.5.LINUX.GTK2-2_all.deb 16.nixnoteの導入  ・以下のHPから、「nixnote-1.2_i386.deb」ファイルをダウンロードする。   http://sourceforge.net/projects/nevernote/files/  ・[端末]を開き、以下のコマンドを実行しnixnoteを導入する。   cd ダウンロードフォルダー名   sudo dpkg -i nixnote-1.2_i386.deb 17.AozoraViewer  ・以下のHPの「AozoraViewer」をクリック「aozora_premier.jnlp」をダウンロードする。   http://www.35-35.net/aozora/ 18.日本語フォントの導入  9.のxara Xtreme でMigMixフォント導入で日本語が使えると記述した。  ここでは、日本語フォントの導入方法を記述する。  ・UBUNTUで導入できる代表的なフォント一覧    IPAフォント              - http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/ からダウンロード    MigMixフォント    - http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/download.html からダウンロード    青柳フォント集(毛筆フォント)   - http://musashi.or.tv/aoyagikouzanfont.htm からダウンロード  ・導入したいフォントをダウンロードする。  ・ダウンロードしたフォントファイルを解凍する。(マウスで右クリックして解凍)   フォントファイルは ~.ttf または ~.otf である。  ・[端末]を開き、以下のコマンドを実行。    sudo nautilus  ・「/usr/share/fonts」に移動。  ・移動したフォルダ内に、好きな名称でフォルダを作成し、その中にフォント・ファイルをコピー。  ・UBUNTUを再起動。 19.VirtualBox(仮想マシン)の導入 VMWare Player3.0以降が、PAEをサポートしているCPUを搭載していないと動きません。  しかしVirtualBoxなら動きます。そこでVirtualBoxを代わりに導入します。  通常カーネルを指定して起動し、通常カーネル用ユーザーでログインする。※  http://www.virtualbox.org/wiki/Linux_Downloads  上記サイトより   virtualbox-4.1_4.1.14-77440~Ubuntu~precise_i386.deb  をダウンロード  ダウンロードしたファイルを右クリックし、「Gdebi Package インストーラで開く」メニューでインストールする。  ※ virtualboxはカーネルを再構成する。     通常カーネルにしないと安定して動かないので、通常カーネルで導入する。  virtualbox 仮想マシン、仮想ディスクの作成方法  virtualboxの仮想マシン、仮想ディスクを作成する機能を利用する。 20.AdobeAirの導入  ・[端末]を開き、以下のコマンドを実行する。    sudo ln -s /usr/lib/i386-linux-gnu/libgnome-keyring.so.0 /usr/lib/libgnome-keyring.so.0    sudo ln -s /usr/lib/i386-linux-gnu/libgnome-keyring.so.0.2.0 /usr/lib/libgnome-keyring.so.0.2.0   (参考:64bit版の方は以下ののコマンドを実行    sudo ln -s /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libgnome-keyring.so.0 /usr/lib/libgnome-keyring.so.0    sudo ln -s /usr/lib/x86_64-linux-gnu/libgnome-keyring.so.0.2.0 /usr/lib/libgnome-keyring.so.0.2.0   )  ・以下のHPの「Adobe AIR 2.6 ランタイムダウンロード 」からAdobeAIRInstaller.binをダウンロードする。    http://helpx.adobe.com/jp/air/kb/cpsid_85940.html  ・[アプリケーション]-[アクセサリ]-[端末]を開き、以下のコマンドを実行しAdobe Airを導入 chmod a+x AdobeAIRInstaller.bin    sudo ./AdobeAIRInstaller.bin  ・PrintMagic(ハガキ作成ソフト)    以下のHPから printmagic_20091214.zip をダウンロードする。     http://www.print-magic.net/    ファイルマネージャ(メニューの「場所」から開く)で、ダウンロードしたフォルダーを開き、    printmagic_20091214.zip を右クリックして書庫マネージャで開く。    書庫マネージャで開いた printmagic_20091214.zip から printmagic.air を解凍する。    「アプリケーション」->「アクセサリ」->「Adobe Air Application installer」を起動し    解凍した printmagic.air で導入する。  ・AIR草紙(青空文庫ビューワー)   以下のHPの「「AIR草紙」最新版のインストール をクリック「AirZoshi.air」をダウンロードする。    http://www.memememo.com/u/sato/f1892/   「アプリケーション」->「アクセサリ」->「Adobe Air Application installer」を起動し    解凍した AirZoshi.air で導入する。